

# SUS03-BP04 デバイスや機器への影響を最適化する
<a name="sus_sus_software_a5"></a>

アーキテクチャで使用されているデバイスや機器を理解し、それらの使用量を削減する戦略を使用します。これにより、環境に対するクラウドワークロードの全体的な影響を最小化できます。

 **一般的なアンチパターン:** 
+  顧客が使用するデバイスの環境に対する影響を無視する。 
+  顧客が使用するリソースを手動で管理および更新している。 

 **このベストプラクティスを活用するメリット:** 顧客のデバイスに合わせて最適化されたソフトウェアパターンや機能を実装することで、クラウドワークロード全体の環境に対する影響を削減できます。 

 **このベストプラクティスが確立されていない場合のリスクレベル:** ミディアム 

## 実装のガイダンス
<a name="implementation-guidance"></a>

 顧客のデバイスに合わせて最適化されたソフトウェアパターンや機能を実装することで、複数の方法で環境に対する影響を削減できます。 
+  後方互換性がある新機能を実装することで、ハードウェアの置換数を削減できます。 
+  アプリケーションを最適化してデバイスで効率的に実行できるようにすることで、エネルギー消費を削減し、バッテリー寿命を延ばすことができます (バッテリー駆動の場合)。 
+  また、アプリケーションをデバイスに合わせて最適化すると、ネットワーク経由のデータ転送も削減できます。 

 アーキテクチャで使用されているデバイスや機器、それらの予想ライフサイクル、およびそれらコンポーネントを置換した場合の影響を理解します。デバイスのエネルギー消費、顧客がデバイスを置換する必要性、およびデバイスを手動でアップグレードする必要性を最小限にできるソフトウェアパターンや機能を実装します。 

 **実装手順** 
+  アーキテクチャで使用されているデバイスをリストアップします。デバイスには、モバイル、タブレット、IoT デバイス、スマートライト、さらに工場のスマートデバイスも含まれます。 
+  デバイスで実行されているアプリケーションを最適化します。 
  +  バックグラウンドでのタスク実行などの戦略を使用して、エネルギーの消費量を削減します。 
  +  ペイロードを構築する際にネットワーク帯域幅とレイテンシーを考慮し、低帯域幅、高レイテンシーのリンクでもアプリケーションが問題なく動作できる能力を実装します。 
  +  ペイロードやファイルを、デバイスが必要とする最適な形式に変換します。例えば、[Amazon Elastic Transcoder](https://docs.aws.amazon.com/elastic-transcoder/) や [AWS Elemental MediaConvert](https://aws.amazon.com/mediaconvert/) を使用して、サイズが大きい高品質デジタルメディアファイルを、ユーザーがモバイルデバイス、タブレット、ウェブブラウザ、コネクテッドテレビで再生できる形式に変換します。 
  +  コンピューティングの負荷が高いアクティビティはサーバー側 (画像のレンダリングなど) で実行するか、アプリケーションストリーミングを使用して、古い型のデバイスでのユーザーエクスペリエンスを改善します。 
  +  特にインタラクティブセッションの場合は、出力を分割してページ番号を付け、ペイロードを管理しローカルストレージの要件を制限します。 
+  自動化された無線通信 (OTA) の仕組みを使用して、1 つ以上のデバイスに更新をデプロイします。 
  +  モバイルアプリケーションの更新には、[CI/CD パイプライン](https://aws.amazon.com/blogs/mobile/build-a-cicd-pipeline-for-your-android-app-with-aws-services/)を使用できます。 
  +  [AWS IoT Device Management](https://aws.amazon.com/iot-device-management/) を使用して、コネクテッドデバイスを大規模にリモートで管理できます。 
+  新機能や更新をテストするには、ハードウェアの代表的なセットを備えたマネージド型 Device Farm を使用し、サポート対象のデバイスを最大化する開発を繰り返します。詳細については、[SUS06-BP04 マネージド型 Device Farm を使用してテストする](sus_sus_dev_a5.md) を参照してください。 

## リソース
<a name="resources"></a>

 **関連するドキュメント:** 
+  [AWS Device Farm とは何ですか?](https://docs.aws.amazon.com/devicefarm/latest/developerguide/welcome.html) 
+  [Amazon AppStream 2.0 のドキュメント](https://docs.aws.amazon.com/appstream2/) 
+  [NICE DCV](https://docs.aws.amazon.com/dcv/) 
+ [ FreeRTOS を実行するデバイスでファームウェアを更新する OTA チュートリアル](https://docs.aws.amazon.com/freertos/latest/userguide/dev-guide-ota-workflow.html)

 **関連動画:** 
+ [ Introduction to AWS Device Farm](https://www.youtube.com/watch?v=UiJo_PEZkD4)(AWS Device Farm の紹介)