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# iSCSI イニシエータの接続
<a name="initiator-connection-common"></a>

ゲートウェイを管理するには、Internet Small Computer System Interface (iSCSI) ターゲットとして公開されているボリュームまたは仮想テープライブラリ (VTL) デバイスを使用します。ボリュームゲートウェイの場合、iSCSI ターゲットはボリュームです。テープゲートウェイの場合、ターゲットは VTL デバイスです。この作業の一部として、これらのターゲットへの接続、iSCSI 設定のカスタマイズ、Red Hat Linux クライアントからの接続、チャレンジハンドシェイク認証プロトコル (CHAP) の設定などのタスクを行います。

**Topics**
+ [Windows クライアントからボリュームへの接続](ConfiguringiSCSIClient.md)
+ [ボリュームから Linux クライアントへの接続](ConfiguringiSCSIClientInitiatorRedHatClient.md)
+ [iSCSI 設定のカスタマイズ](recommendediSCSISettings.md)
+ [iSCSI ターゲットの CHAP 認証の設定](ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAP.md)

iSCSI 標準は、インターネットプロトコル (IP) ベースのストレージデバイスとクライアントとの間の接続を開始および管理するための IP ベースのストレージネットワーク標準です。iSCSI 接続と関連コンポーネントの説明に使用される用語の定義を以下に示します。

**iSCSI イニシエータ **  
iSCSI ネットワークのクライアントコンポーネント。イニシエータは iSCSI ターゲットにリクエストを送信します。イニシエータはソフトウェアまたはハードウェアで実装できます。Storage Gateway は、ソフトウェアイニシエータのみをサポートします。

**iSCSI ターゲット**  
イニシエータからリクエストを受け取って応答する iSCSI ネットワークのサーバーコンポーネント。各ボリュームは、iSCSI ターゲットとして公開されます。各 iSCSI ターゲットに接続される iSCSI イニシエータは 1 つだけです。

**Microsoft iSCSI イニシエータ**  
クライアントコンピュータ (ゲートウェイに書き込むデータがあるアプリケーションを実行しているコンピュータ) を外部の iSCSI ベースのアレイ (ゲートウェイ) に接続できるようにする、Microsoft Windows コンピュータ上のソフトウェアプログラム。接続は、ホストコンピュータのイーサネットネットワークアダプタカードを使用して行われます。Microsoft iSCSI イニシエータは、Windows Server 2022 の Storage Gateway で検証されています。イニシエータはオペレーティングシステムに組み込まれています。

**Red Hat iSCSI イニシエータ**  
`iscsi-initiator-utils` Resource Package Manager (RPM) パッケージでは、Red Hat Linux 用にソフトウェアで実装されている iSCSI イニシエータを提供されています。このパッケージには、iSCSI プロトコル用のサーバーデーモンが含まれます。

各タイプのゲートウェイを iSCSI デバイスに接続でき、これらの接続は、次に説明するように、カスタマイズできます。

# Windows クライアントからボリュームへの接続
<a name="ConfiguringiSCSIClient"></a>

ボリュームゲートウェイは、ユーザーがゲートウェイ用に作成したボリュームを iSCSI ターゲットとして公開します。詳細については、「[クライアントへのボリュームの接続](GettingStartedAccessVolumes.md)」を参照してください。

**注記**  
ボリュームターゲットに接続するには、ゲートウェイにアップロードバッファが設定されている必要があります。ゲートウェイにアップロードバッファが設定されていない場合、ボリュームのステータスは UPLOAD BUFFER NOT CONFIGURED と表示されます。保管型ボリュームセットアップでゲートウェイのアップロードバッファを設定するには、「[ゲートウェイ用のアップロードアップロードバッファまたはキャッシュストレージを追加して設定するには](ConfiguringLocalDiskStorage.md#GatewayWorkingStorageCachedTaskBuffer)」を参照してください。キャッシュ型ボリュームセットアップでゲートウェイのアップロードバッファを設定するには、「[ゲートウェイ用のアップロードアップロードバッファまたはキャッシュストレージを追加して設定するには](ConfiguringLocalDiskStorage.md#GatewayWorkingStorageCachedTaskBuffer)」を参照してください。

次の図は、Storage Gateway アーキテクチャ全体を示しており、特に iSCSI ターゲットを強調表示しています。詳細については、「[ボリュームゲートウェイの仕組み](StorageGatewayConcepts.md)」を参照してください。

 

![\[アプリケーションサーバーに接続された iSCSI ターゲットとして公開されている Storage Gateway リソース。\]](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/storagegateway/latest/vgw/images/ArchitectureDiagram_HighlightediSCSI-diagram.png)


ボリュームには、Windows クライアントまたは Red Hat Linux クライアントから接続できます。必要に応じて、どちらかのクライアントタイプに対して CHAP を設定することもできます。

ゲートウェイは、各ボリュームを iSCSI ターゲットとして公開します。指定した名前の先頭には、`iqn.1997-05.com.amazon:` が付けられます。例えば、ターゲット名に `myvolume` を指定した場合、このボリュームとの接続に使用する iSCSI ターゲットは `iqn.1997-05.com.amazon:myvolume` になります。iSCSI 経由でボリュームをマウントするためのアプリケーションの設定方法の詳細については、「[Windows クライアントからボリュームへの接続](#ConfiguringiSCSIClient)」を参照してください。


| 目的 | 参照先 | 
| --- | --- | 
|  Windows からボリュームに接続します。 |  [Microsoft Windows クライアントへの接続](https://docs.aws.amazon.com/storagegateway/latest/vgw/GettingStarted-use-volumes.html#issci-windows) | 
|  Red Hat Linux からボリュームに接続します。 |  [Red Hat Enterprise Linux クライアントへの接続](https://docs.aws.amazon.com/storagegateway/latest/vgw/GettingStarted-use-volumes.html#issci-rhel)  | 
|  Windows および Red Hat Linux 用に CHAP 認証を設定します。 |  [iSCSI ターゲットの CHAP 認証の設定](ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAP.md)  | 

**Windows クライアントをストレージボリュームに接続するには**

1. Windows クライアントコンピュータの **[Start]** (スタート) メニューで、**[Search Programs and files]** (プログラムとファイルの検索) ボックスに **iscsicpl.exe** と入力し、iSCSI イニシエータプログラムを見つけて実行します。
**注記**  
iSCSI イニシエータを実行するには、クライアントコンピュータに対する管理者権限が必要です。

1. プロンプトが表示されたら、[**Yes**] を選択して、Microsoft iSCSI イニシエータサービスを開始します。

1. [**iSCSI Initiator Properties**] (iSCSI イニシエータのプロパティ) ダイアログボックスで、[**Discovery**] (検出) タブを選択して、[**Discover Portal**] (ポータルの検出) を選択します。

1. **[Discover Target Portal]** (ターゲットポータルの検索) ダイアログボックスで、**[IP address or DNS name]**] (IP アドレスまたは DNS 名) に iSCSI ターゲットの IP アドレスを入力し、**[OK]** をクリックします。ゲートウェイの IP アドレスを取得するには、Storage Gateway コンソールの **[Gateway]** (ゲートウェイ) タブを確認します。Amazon EC2 インスタンスにゲートウェイをデプロイした場合、パブリック IP アドレスまたは DNS アドレスは、Amazon EC2 コンソールの **[Description]** (説明) タブに表示されます。

   これで IP アドレスは、[**Discovery**] タブの [**Target portals**] のリストに表示されます。
**警告**  
ゲートウェイが Amazon EC2 インスタンスにデプロイされている場合、パブリックインターネット接続経由でゲートウェイにアクセスすることはできません。Amazon EC2 インスタンスの Elastic IP アドレスは、ターゲットアドレスとして使用できません。

1. ゲートウェイのストレージボリュームターゲットに新しいターゲットポータルを接続します。

   1. [**Targets**] タブを選択します。

      新しいターゲットポータルが非アクティブのステータスで表示されます。表示されるターゲット名は、ステップ 1 でストレージボリュームに指定した名前と同じになるはずです。

   1. ターゲットを選択し、[**Connect**] を選択します。

      ターゲット名がまだ入力されていない場合は、ステップ 1 に示すように、ターゲットの名前を入力します。**[Connect to Target]** (ターゲットに接続) ダイアログボックスで、**[Add this connection to the list of Favorite Targets]** (この接続をターゲットの「お気に入り」リストに追加) を選択してから、**[OK]** をクリックします。

   1. **[Target]** (ターゲット) タブで、ターゲットの **[Status]** (ステータス) が、ターゲットが接続されていることを示す値 **[Connected]** (接続済) であることを確認し、**[OK]** をクリックします。

これで、このストレージボリュームにデータを保存できるように Windows 用に初期化して、フォーマットを実行する準備が整いました。そのためには、Windows Disk Management ツールを使用します。

**注記**  
この演習には必須ではありませんが、「[Windows iSCSI 設定のカスタマイズ](recommendediSCSISettings.md#CustomizeWindowsiSCSISettings)」トピックで説明しているように、実際のアプリケーション用に iSCSI 設定をカスタマイズすることを強くお勧めします。

# ボリュームから Linux クライアントへの接続
<a name="ConfiguringiSCSIClientInitiatorRedHatClient"></a>

**Topics**

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) を使用している場合は、`iscsi-initiator-utils` RPM パッケージを使用して、ゲートウェイの iSCSI ターゲット (ボリュームまたは VTL デバイス) に接続します。

**Linux クライアントを iSCSI ターゲットに接続するには**

1. `iscsi-initiator-utils` RPM パッケージがクライアントにまだインストールされていない場合はインストールします。

   パッケージをインストールするには、以下のコマンドを使用できます。

   ```
   sudo yum install iscsi-initiator-utils
   ```

1. iSCSI デーモンが実行していることを確認します。

   1. 次のいずれかのコマンドを使用して、iSCSI デーモンが実行されていることを確認します。

      RHEL 8 または 9 の場合は、次のコマンドを使用します。

      ```
      sudo service iscsid status
      ```

   1. ステータスコマンドが *running* ステータスを返さない場合は、次のいずれかのコマンドを使用してデーモンを起動します。

      RHEL 8 または 9 の場合は、次のコマンドを使用します。通常、`iscsid`サービスを明示的に開始する必要はありません。

      ```
      sudo service iscsid start
      ```

1. ゲートウェイに対して定義されているボリュームまたは VTL デバイスターゲットを検出するには、次の discovery コマンドを使用します。

   ```
   sudo /sbin/iscsiadm --mode discovery --type sendtargets --portal [GATEWAY_IP]:3260
   ```

   前のコマンドの *[GATEWAY\$1IP]* 変数の値を、実際のゲートウェイの IP アドレスに置き換えます。ゲートウェイ IP は、Storage Gateway コンソール上のボリュームの **[iSCSI Target Info]** (iSCSI ターゲット情報) プロパティに表示されます。

   discovery コマンドの出力は、次の出力例のようになります。

   ボリュームゲートウェイの場合: `[GATEWAY_IP]:3260, 1 iqn.1997-05.com.amazon:myvolume `

   テープゲートウェイの場合: `iqn.1997-05.com.amazon:[GATEWAY_IP]-tapedrive-01`

   iSCSI 修飾名 (IQN) は組織ごとに固有であるため、実際の IQN の値は上で示されているものとは異なります。ターゲットの名前は、ボリュームを作成したときに指定した名前です。このターゲット名も、Storage Gateway コンソールでボリュームを選択したときに、**[iSCSI Target Info]** (iSCSI ターゲット情報) プロパティのペインに表示されます。

1. ターゲットに接続するには、以下のコマンドを使用します。

   connect コマンドでは正しい *[GATEWAY\$1IP]* と IQN を指定する必要があります。
**警告**  
ゲートウェイが Amazon EC2 インスタンスにデプロイされている場合、パブリックインターネット接続経由でゲートウェイにアクセスすることはできません。Amazon EC2 インスタンスの Elastic IP アドレスは、ターゲットアドレスとして使用できません。

   ```
   sudo /sbin/iscsiadm --mode node --targetname iqn.1997-05.com.amazon:[ISCSI_TARGET_NAME] --portal [GATEWAY_IP]:3260,1 --login
   ```

1. ボリュームがクライアントマシン (イニシエータ) にアタッチされていることを確認するには、次のコマンドを使用します。

   ```
   ls -l /dev/disk/by-path
   ```

   コマンドの出力は、次の出力例のようになります。

   `lrwxrwxrwx. 1 root root 9 Apr 16 19:31 ip-[GATEWAY_IP]:3260-iscsi-iqn.1997-05.com.amazon:myvolume-lun-0 -> ../../sda`

   イニシエータを設定した後は、「[Linux iSCSI 設定のカスタマイズ](recommendediSCSISettings.md#CustomizeLinuxiSCSISettings)」で説明されているように iSCSI の設定をカスタマイズすることを強くお勧めします。

# iSCSI 設定のカスタマイズ
<a name="recommendediSCSISettings"></a>

イニシエータを設定した後は、イニシエータがターゲットから切断されないように iSCSI の設定をカスタマイズすることを強くお勧めします。

次の手順で示すように、iSCSI タイムアウトの値を増やすと、アプリケーションが、長時間を要する書き込みオペレーションやネットワークの中断などの一時的な問題に適切に対処できるようになります。

**注記**  
レジストリを変更する前に、レジストリのバックアップコピーを作成する必要があります。バックアップコピーの作成と、レジストリの操作時に従うべきその他のベストプラクティスについては、*Microsoft TechNet Library* の「[Registry best practices](http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc780921(WS.10).aspx)」を参照してください。

**Topics**
+ [Windows iSCSI 設定のカスタマイズ](#CustomizeWindowsiSCSISettings)
+ [Linux iSCSI 設定のカスタマイズ](#CustomizeLinuxiSCSISettings)
+ [ボリュームゲートウェイの Linux ディスクタイムアウト設定のカスタマイズ](#CustomizeLinuxDiskTimeoutSettings)

## Windows iSCSI 設定のカスタマイズ
<a name="CustomizeWindowsiSCSISettings"></a>

Windows クライアントを使用するときは、Microsoft iSCSI イニシエータを使用して、ゲートウェイボリュームに接続します。ボリュームに接続する方法については、「[クライアントへのボリュームの接続](GettingStartedAccessVolumes.md)」を参照してください。

**Windows iSCSI の設定をカスタマイズするには**

1. リクエストをキューに保持する最大時間を長くします。

   1. レジストリエディタ（`Regedit.exe`）を起動します。

   1. 以下で示されている iSCSI コントローラの設定を含むデバイスクラスのグローバル一意識別子 (GUID) に移動します。

       
**警告**  
**[ControlSet001]** や **[ControlSet002]** などの他のコントロールセットではなく、**[CurrentControlSet]** サブキーで作業していることを確認します。

       

      ```
      HKEY_Local_Machine\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E97B-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}
      ```

   1. 以下で [*<Instance Number*] として示されている Microsoft iSCSI イニシエータのサブキーを 探します。

      キーは、`0000` などの 4 桁の数字で表されます。

       

      ```
      HKEY_Local_Machine\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E97B-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}\[<Instance Number]
      ```

      コンピュータにインストールされているものによっては、Microsoft iSCSI イニシエータのサブキーが `0000` ではない場合があります。`DriverDesc` という文字列の値が `Microsoft iSCSI Initiator` であることを確認することによって、正しいサブキーを選択したことを確認できます。

   1. [**Parameters**] サブキーを選択して iSCSI 設定を表示します。

   1. **[MaxRequestHoldTime]** DWORD (32 ビット) 値のコンテキスト (右クリック) メニューを開き、**[Modify]** (変更) を選択して、値を **600** に変更します。

      **[MaxRequestHoldTime]** は、Microsoft iSCSI イニシエータが `Device Removal` イベントの上部レイヤーに通知する前に、未処理のコマンドを保持して再試行する秒数を指定します。この値は、保持時間が 600 秒であることを表します。

1. 以下のパラメータを変更して、iSCSI パケットで送信できるデータの最大量を増やすことができます。
   + [**FirstBurstLength**] は、未承諾書き込みリクエストで送信できるデータの最大量を制御します。この値を **262144**、または Windows OS のデフォルト値のいずれか大きい方に設定します。
   + **MaxBurstLength** は **FirstBurstLength** に似ていますが、承諾書き込みシーケンスで送信できるデータの最大量を設定します。この値を **1048576**、または Windows OS のデフォルト値のいずれか大きい方に設定します。
   + **[MaxRecvDataSegmentLength]** は、1 つのプロトコルデータユニット (PDU) に関連付けられている最大データセグメントサイズを制御します。この値を **262144**、または Windows OS のデフォルト値のいずれか大きい方に設定します。
**注記**  
さまざまなバックアップソフトウェアをさまざまな iSCSI 設定を使用して最適化できます。これらのパラメータのどの値により最高のパフォーマンスが得られるかを確認するには、バックアップソフトウェアのドキュメントを参照してください。

1. 次に示すように、ディスクタイムアウトの値を大きくします。

   1. レジストリエディタ (`Regedit.exe`) をまだ起動していない場合は、起動します。

   1. 以下に示すように、**[CurrentControlSet]** の **[Services]** (サービス) サブキーの中の **[Disk]** (ディスク) サブキーに移動します。

      ```
      HKEY_Local_Machine\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Disk
      ```

   1. **[TimeOutValue]** DWORD (32 ビット) 値のコンテキスト (右クリック) メニューを開き、**[Modify]** (変更) を選択して、値を **600** に変更します。

      **[TimeOutValue]** は、iSCSI イニシエータが接続を切断して再確立することでセッション回復を試みる前に、ターゲットからの応答を待機する秒数を指定します。この値は、タイムアウト値が 600 秒の期間であることを表します。

1. 新しい設定値を有効にするために、システムを再起動します。

   再起動する前に、ボリュームへのすべての書き込みオペレーションの結果がフラッシュされていることを確認する必要があります。そのためには、再起動の前に、マッピングされたすべてのストレージボリュームのディスクをオフラインにします。

## Linux iSCSI 設定のカスタマイズ
<a name="CustomizeLinuxiSCSISettings"></a>

イニシエータを設定した後は、イニシエータがターゲットから切断されないように iSCSI の設定をカスタマイズすることを強くお勧めします。次に示すように、iSCSI タイムアウトの値を増やすと、アプリケーションが、長時間を要する書き込みオペレーションやネットワークの中断などの一時的な問題に適切に対処できるようになります。

**注記**  
コマンドは、Linux のタイプごとにわずかに異なる場合があります。次の例は、Red Hat Linux に基づいています。

**Linux iSCSI の設定をカスタマイズするには**

1. リクエストをキューに保持する最大時間を長くします。

   1. `/etc/iscsi/iscsid.conf` ファイルを開き、次の行を探します。

      ```
      node.session.timeo.replacement_timeout = [replacement_timeout_value] 
      node.conn[0].timeo.noop_out_interval = [noop_out_interval_value] 
      node.conn[0].timeo.noop_out_timeout = [noop_out_timeout_value]
      ```

   1. *[replacement\$1timeout\$1value]* の値を **600** に設定します。

      *[noop\$1out\$1interval\$1value]* の値を **60** に設定します。

      *[noop\$1out\$1timeout\$1value]* の値を **600** に設定します。

      これら 3 つの値の単位はすべて秒です。

       
**注記**  
ゲートウェイを検出する前に、`iscsid.conf` を設定する必要があります。既にゲートウェイを検出している場合や、ターゲットにログインしている場合、またはその両方が該当する場合は、次のコマンドを使用して検出データベースからエントリを削除できます。その後、再検出または再ログインを行って、新しい設定を取得できます。  
   

      ```
      iscsiadm -m discoverydb -t sendtargets -p [GATEWAY_IP]:3260 -o delete
      ```

1. 各レスポンスで送信できるデータ量の最大値を増やします。

   1. `/etc/iscsi/iscsid.conf` ファイルを開き、次の行を探します。

      ```
      node.session.iscsi.FirstBurstLength = [replacement_first_burst_length_value] 
      node.session.iscsi.MaxBurstLength = [replacement_max_burst_length_value]
      node.conn[0].iscsi.MaxRecvDataSegmentLength = [replacement_segment_length_value]
      ```

   1. パフォーマンスを向上させるには、以下の値をお勧めします。バックアップソフトウェアは異なる値を使用するように最適化されている場合もあるため、最良の結果を得るにはバックアップソフトウェアのドキュメントを参照してください。

      *[replacement\$1first\$1burst\$1length\$1value]* の値を **262144**、または Linux OS のデフォルト値のいずれか大きい方に設定します。

      *[replacement\$1max\$1burst\$1length\$1value]* の値を **1048576**、または Linux OS のデフォルトのいずれか大きい方に設定します。

      *[replacement\$1segment\$1length\$1value]* の値を **262144**、または Linux OS のデフォルト値のいずれか大きい方に設定します。
**注記**  
さまざまなバックアップソフトウェアをさまざまな iSCSI 設定を使用して最適化できます。これらのパラメータのどの値により最高のパフォーマンスが得られるかを確認するには、バックアップソフトウェアのドキュメントを参照してください。

1. システムを再起動して、新しい設定値を有効にします。

   再起動する前に、テープへのすべての書き込みオペレーションの結果がフラッシュされていることを確認します。これを行うには、再起動の前に、テープをアンマウントします。

## ボリュームゲートウェイの Linux ディスクタイムアウト設定のカスタマイズ
<a name="CustomizeLinuxDiskTimeoutSettings"></a>

ボリュームゲートウェイを使用している場合は、前のセクションで説明した iSCSI 設定に加えて、次の Linux ディスクタイムアウト設定をカスタマイズできます。

**Linux ディスクタイムアウト設定をカスタマイズするには**

1. ルールファイルのディスクタイムアウトの値を大きくします。

   1. RHEL 5 イニシエータを使用している場合は、`/etc/udev/rules.d/50-udev.rules` ファイルを開き、次の行を見つけます。

      ```
      ACTION=="add", SUBSYSTEM=="scsi" , SYSFS{type}=="0|7|14", \ 
      RUN+="/bin/sh -c 'echo [timeout] > /sys$$DEVPATH/timeout'"
      ```

      このルールファイルは、RHEL 6 または 7 イニシエータにはないので、次のルールに従って作成する必要があります。

      ```
      ACTION=="add", SUBSYSTEMS=="scsi" , ATTRS{model}=="Storage Gateway", 
      RUN+="/bin/sh -c 'echo [timeout] > /sys$$DEVPATH/timeout'"
      ```

      RHEL 6 でタイムアウトの値を変更するには、次のコマンドを使用して、上記のコード行を追加します。

      ```
      sudo vim /etc/udev/rules.d/50-udev.rules
      ```

      RHEL 7 でタイムアウトの値を変更するには、次のコマンドを使用して、上記のコード行を追加します。

      ```
      sudo su -c "echo 600 > /sys/block/[device name]/device/timeout"
      ```

   1. *[timeout]* (タイムアウト) の値を **600** に設定します。

      この値は、タイムアウト値が 600 秒であることを表します。

1. システムを再起動して、新しい設定値を有効にします。

   再起動する前に、ボリュームへのすべての書き込みオペレーションの結果がフラッシュされていることを確認します。そのためには、再起動の前に、ストレージボリュームをアンマウントします。

1. 次のコマンドを使用して設定をテストできます。

   ```
   udevadm test [PATH_TO_ISCSI_DEVICE]
   ```

   このコマンドは、iSCSI デバイスに適用される udev ルールを表示します。

# iSCSI ターゲットの CHAP 認証の設定
<a name="ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAP"></a>

Storage Gateway は、Challenge-Handshake Authentication Protocol (CHAP) を使用して、ゲートウェイと iSCSI イニシエータの間の認証を行うことができます。CHAP は、ボリュームと VTL デバイスターゲットへのアクセスの認証時に、iSCSI イニシエータのアイデンティティを定期的に確認することにより、プレイバック攻撃から保護します。

**注記**  
CHAP 設定はオプションですが、強くお勧めします。

CHAP を設定するには、Storage Gateway コンソールと、ターゲットへの接続に使用される iSCSI イニシエータソフトウェアの両方で、設定を行う必要があります。Storage Gateway では相互 CHAP が使用され、イニシエータがターゲットを認証するときに、ターゲットもイニシエータを認証します。

**ターゲットの相互 CHAP をセットアップするには**

1. 「[Storage Gateway コンソールでボリュームターゲットに CHAP を設定するには](#ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAPConsole)」の説明に従って、Storage Gateway コンソールで CHAP を設定します。

1. クライアントイニシエータソフトウェアで、CHAP の設定を完了します。
   + Windows クライアントで相互 CHAP を設定するには、「[Windows クライアントで相互 CHAP を設定するには](#ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAPWindows)」を参照してください。
   + Red Hat Linux クライアントで相互 CHAP を設定するには、「[Red Hat Linux クライアントで相互 CHAP を設定するには](#ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAPLinux)」を参照してください。<a name="ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAPConsole"></a>

**Storage Gateway コンソールでボリュームターゲットに CHAP を設定するには**

この手順では、ボリュームの読み書きに使用される 2 つのシークレットキーを指定します。同じキーを、クライアントのイニシエータを設定する手順でも使用します。

1. Storage Gateway コンソールのナビゲーションペインで、**[Volumes]** (ボリューム) を選択します。

1. [**Actions (アクション)**] メニューで、[**Configure CHAP Authentication (CHAP 認証の設定)**] を選択します。

1. **[Configure CHAP Authentication]** (CHAP 認証の設定) ダイアログボックスで要求された情報を入力します。

   1. **[Initiator Name]** (イニシエータ名) に iSCSI イニシエータの名前を入力します。この名前は Amazon iSCSI 修飾名 (IQN) で、`iqn.1997-05.com.amazon:` が先頭に付加され、ターゲット名が続きます。以下に例を示します。

      `iqn.1997-05.com.amazon:your-volume-name`

      イニシエータの名前は、iSCSI イニシエータソフトウェアを使用して確認できます。たとえば、Windows クライアントの場合、名前は iSCSI イニシエータの [**Configuration**] タブの値です。詳細については、「[Windows クライアントで相互 CHAP を設定するには](#ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAPWindows)」を参照してください。
**注記**  
イニシエータの名前を変更するには、最初に CHAP を無効にし、iSCSI イニシエータソフトウェアでイニシエータの名前を変更した後、新しい名前で CHAP を有効にします。

   1. **[Secret used to Authenticate Initiator]** (イニシエータ認証に使用するシークレットキー) に、要求されるシークレットキーを入力します。

      このシークレットキーは、12 文字以上、16 文字以下である必要があります。この値は、ターゲットとの CHAP に参加するためにイニシエータ (つまり、Windows クライアント) が知っている必要があるシークレットキーです。

   1. **[Secret used to Authenticate Target (Mutual CHAP)]** (ターゲット認証に使用するシークレットキー (相互 CHAP)) に、要求されるシークレットキーを入力します。

      このシークレットキーは、12 文字以上、16 文字以下である必要があります。この値は、イニシエータとの CHAP に参加するためにターゲットが認識している必要のあるシークレットキーです。
**注記**  
ターゲットを認証するために使用されるシークレットキーは、イニシエータを認証するためのシークレットキーとは異なるものである必要があります。

   1. **[保存]** を選択します。

1. [**Details**] タブを選択し、[**iSCSI CHAP Authentication**] が [**true**] に設定されていることを確認します。<a name="ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAPWindows"></a>

**Windows クライアントで相互 CHAP を設定するには**

この手順では、コンソールでボリュームの CHAP を設定するために使用したキーを使用して、Microsoft iSCSI イニシエータで CHAP を設定します。

1. iSCSI イニシエータがまだ起動されていない場合は、Windows クライアントコンピュータの **[Start]** (スタート) メニューで **[Run]** (実行) に「**iscsicpl.exe**」と入力し、**[OK]** をクリックして、プログラムを実行します。

1. イニシエータ (つまり、Windows クライアント) の相互 CHAP を設定します。

   1. **[設定]** タブを選択します。

       
**注記**  
[**Initiator Name**] の値は、イニシエータおよび会社に固有の値です。前に示した名前は、Storage Gateway コンソールの **[Configure CHAP Authentication]** (CHAP 認証の設定) ダイアログボックスで使用した値です。  
例の画像で表示されている名前は、デモンストレーション用です。

   1. [**CHAP**] を選択します。

   1. **[iSCSI Initiator Mutual Chap Secret]** (iSCSI イニシエータ相互 CHAP シークレットキー) ダイアログボックスで、相互 CHAP のシークレットキー値を入力します。

      このダイアログボックスには、イニシエータ (Windows クライアント) がターゲット (ストレージボリューム) を認証するために使用するシークレットキーを入力します。このシークレットキーを使用すると、ターゲットはイニシエータに対する読み書きを実行できます。このシークレットキーは、**[Configure CHAP Authentication]** (CHAP 認証の設定) ダイアログボックス内の **[Secret used to Authenticate Target (Mutual CHAP)]** (ターゲット認証に使用するシークレットキー (相互 CHAP)) に入力したシークレットキーと同じです。詳細については、「[iSCSI ターゲットの CHAP 認証の設定](#ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAP)」を参照してください。

   1. 入力したキーが 12 文字に達していない場合、または 16 文字を超えている場合、**[Initiator CHAP secret]** (イニシエータ CHAP シークレットキー) エラーダイアログボックスが表示されます。

      **[OK]** をクリックし、もう一度キーを入力します。

1. イニシエータのシークレットでターゲットを設定して、相互 CHAP の構成を完了します。

   1. [**Targets**] タブを選択します。

   1. CHAP の対象として設定するターゲットが現在接続されている場合は、ターゲットを選択してから [**Disconnect**] をクリックして、ターゲットを切断します。

   1. CHAP の対象として設定するターゲットを選択し、[**Connect**] を選択します。

   1. [**Connect to Target**] ダイアログボックスで [**Advanced**] を選択します。

   1. [**Advanced Settings**] ダイアログボックスで CHAP を設定します。

       

      1. **[CHAP ログオンを有効にする]** を選択します。

      1. イニシエータを認証するために必要なシークレットキーを入力します。このシークレットキーは、**[Configure CHAP Authentication]** (CHAP 認証の設定) ダイアログボックス内の **[Secret used to Authenticate Initiator]** (イニシエータ認証に使用するシークレットキー) に入力したシークレットキーと同じです。詳細については、「[iSCSI ターゲットの CHAP 認証の設定](#ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAP)」を参照してください。

      1. [**Perform mutual authentication**] を選択します。

      1. [**OK**] を選択して変更を適用します。

   1. [**Connect to Target**] ダイアログボックスで [**OK**] を選択します。

1. 正しいシークレットキーを指定した場合、ターゲットのステータスが [**Connected**] と表示されます。<a name="ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAPLinux"></a>

**Red Hat Linux クライアントで相互 CHAP を設定するには**

この手順では、Storage Gateway コンソールでボリュームの CHAP を設定するために使用したものと同じキーを使用して、Linux iSCSI イニシエータで CHAP を設定します。

1. iSCSI デーモンが実行されていて、ターゲットに既に接続されていることを確認してください。これら 2 つのタスクを完了していない場合は、「[Red Hat Enterprise Linux クライアントへの接続](https://docs.aws.amazon.com/storagegateway/latest/vgw/GettingStarted-use-volumes.html#issci-rhel)」を参照してください。

1. CHAP を設定するターゲットを切断し、既存の設定を削除します。

   1. ターゲット名を検索し、定義済みの設定であることを確認するには、次のコマンドを使用して、保存されている設定の一覧を表示します。

      ```
      sudo /sbin/iscsiadm --mode node
      ```

   1. ターゲットから切断します。

      次のコマンドは、Amazon iSCSI 修飾名 (IQN) で定義されている **myvolume** という名前のターゲットから切断します。必要に応じて、ターゲットの名前と IQN を変更します。

      ```
      sudo /sbin/iscsiadm --mode node --logout GATEWAY_IP:3260,1 iqn.1997-05.com.amazon:myvolume
      ```

   1. ターゲットの設定を削除します。

      次のコマンドは、**myvolume** ターゲットに対する設定を削除します。

      ```
      sudo /sbin/iscsiadm --mode node --op delete --targetname iqn.1997-05.com.amazon:myvolume
      ```

1. iSCSI 設定ファイルを編集して、CHAP を有効にします。

   1. イニシエータ (つまり、使用しているクライアント) の名前を取得します。

      次のコマンドは、`/etc/iscsi/initiatorname.iscsi` ファイルからイニシエータの名前を取得します。

      ```
      sudo cat /etc/iscsi/initiatorname.iscsi
      ```

      このコマンドの出力は次のようになります。

      `InitiatorName=iqn.1994-05.com.redhat:8e89b27b5b8`

   1. `/etc/iscsi/iscsid.conf` ファイルを開きます。

   1. ファイルで以下の行のコメントを解除し、*username*、*password*、*username\$1in*、および *password\$1in* の正しい値を指定します。

      ```
      node.session.auth.authmethod = CHAP
      node.session.auth.username = username
      node.session.auth.password = password
      node.session.auth.username_in = username_in
      node.session.auth.password_in = password_in
      ```

      指定する値の説明については、次の表を参照してください。    
[\[See the AWS documentation website for more details\]](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/storagegateway/latest/vgw/ConfiguringiSCSIClientInitiatorCHAP.html)

   1. 設定ファイルの変更を保存して、ファイルを閉じます。

1. ターゲットを検出して、ログインします。そのためには、「[Red Hat Enterprise Linux クライアントへの接続](https://docs.aws.amazon.com/storagegateway/latest/vgw/GettingStarted-use-volumes.html#issci-rhel)」の手順に従ってください。