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# Athena データソースを使用する
<a name="Athena-using-the-data-source"></a>

## IAM ポリシー
<a name="Athena-policies"></a>

 Grafana が Athena のメトリクスを読み取るには、IAM 経由で権限が付与されている必要があります。これらの権限を IAM ロールに付与し、Grafana のビルトイン機能を使用してロールを引き受けることができます。データソースを Grafana に追加する前に、ロールに [必要なポリシーを設定](https://docs.aws.amazon.com/IAM/latest/UserGuide/access_policies_create.html) しておく必要があります。データソースを追加するには、管理者または編集者ロールが必要です。ビルトインの Amazon Grafana Athena アクセスポリシーは、 [AWS マネージドポリシー: AmazonGrafanaAthenaAccess](security-iam-awsmanpol.md#security-iam-awsmanpol-AmazonGrafanaAthenaAccess) セクションで定義されています。

## Athena データのクエリ
<a name="Athena-query"></a>

Athena データソースには、標準の SQL クエリエディタが用意されています。Amazon Managed Grafana には、より複雑な時系列クエリの記述に役立つマクロがいくつか含まれています。

マクロ


|  Macro  |  説明  |  例  |  出力例  | 
| --- | --- | --- | --- | 
|  \$1\$1\$1dateFilter(column)  |  \$1\$1\$1dateFilter は、パネルの日付範囲を基に (column を使用して) データを選択する条件付きフィルターを作成します。 |  \$1\$1\$1date(my\$1date)  | my\$1date BETWEEN date '2017-07-18' AND date '2017-07-18' | 
|  \$1\$1\$1parseTime(column,format)  |  \$1\$1\$1parseTime は、指定された形式の varchar 型をtimestamp 型に変換します。 |  \$1\$1\$1parseTime(eventtime, 'yyyy-MM-dd''T''HH:mm:ss''Z')  | parse\$1datetime(time,'yyyy-MM-dd''T''HH:mm:ss''Z') | 
|  \$1\$1\$1timeFilter(column,format)  |  \$1\$1\$1timeFilter は、パネルの時間範囲を基に (column を使用して) データのフィルタ条件を作成します。第 2 引数は、カラムを varchar 型から指定された形式の timestamp 型に変換するために使用します (オプション)。 | \$1\$1\$1timeFilter(time, 'yyyy-MM-dd HH:mm:ss') | TIMESTAMP time BETWEEN TIMESTAMP '2017-07-18T11:15:52Z' AND TIMESTAMP '2017-07-18T11:15:52Z' | 
|  \$1\$1\$1timeFrom()  |  \$1\$1\$1timeFrom は、パネルの範囲の現在の開始時刻を引用符付きで出力します。 | \$1\$1\$1timeFrom() | TIMESTAMP '2017-07-18 11:15:52' | 
|  \$1\$1\$1timeTo()  |  \$1\$1\$1timeTo  は、パネルの範囲の現在の終了時刻を引用符付きで出力します。 | \$1\$1\$1timeTo() | TIMESTAMP '2017-07-18 11:15:52' | 
|  \$1\$1\$1timeGroup(column, '1m', format)  |  \$1\$1\$1timeGroup  は、タイムスタンプをグループ化して、グラフ上の期間ごとに 1 つのポイントになるようにします。第 3 引数は、カラムを varchar 型から指定された形式の timestamp 型に変換するために使用します (オプション)。 | \$1\$1\$1timeGroup(time,'5m','yyyy-MM-dd''T''HH:mm:ss.SSSSSS''Z') | FROM\$1UNIXTIME(FLOOR(TO\$1UNIXTIME(parse\$1datetime(time,'yyyy-MM-dd''T''HH:mm:ss.SSSSSS''Z'))/300)\$1300) | 
|  \$1\$1\$1table  |   \$1\$1\$1table は、[テーブル] セレクタで選択されたテーブルを返します。 | \$1\$1\$1table | my\$1table | 
|  \$1\$1\$1column  |  \$1\$1\$1column は、[列] セレクタで選択された列を返します (テーブルが必要です)。 | \$1\$1\$1column  | col1  | 

**視覚的表現**

Athena でのほとんどのクエリは、テーブル形式での視覚的表現が最も適しています。クエリから返されたデータはテーブル形式で表示されます。クエリが可能なデータは、テーブルとして表示することができます。

以下の例は、テーブル形式での視覚的表現に対応した結果を返します。

```
SELECT {column_1}, {column_2} FROM {table};
```

**時系列/グラフ表現**

時系列とグラフ表現を行うには、以下を行う必要があります。
+ `date` または `datetime` 型の列を選択します。`date` 列は昇順である必要があります (`ORDER BY column ASC` を使用)。
+ 数値列も選択します。

**クエリの検査**

Amazon Managed Grafana は、Athena ではサポートされていないマクロもサポートしているため、クエリをそのまま Athena にコピー & ペーストしても動作しない場合があります。Athena で直接実行可能な補完された完全なクエリは、[**Query Inspector**] ボタンで確認できます。完全なクエリは、[**クエリ**] タブの下に表示されます。

## テンプレートおよび変数
<a name="using-Athena-templates-variables"></a>

Athena クエリ変数の追加の詳細については、「[クエリ変数の追加](variables-types.md#add-a-query-variable)」を参照してください。Athena データソースを使用可能なクエリのデータソースとして使用します。

Athena テーブルからクエリされた値は、変数として使用できます。値が多すぎると、パフォーマンスの問題が発生する可能性があるため、選択しすぎないようにしてください。

作成した変数は、[変数構文](templates-and-variables.md#variable-syntax) を使用して Athena クエリで使用できます。変数の詳細については、「[テンプレートおよび変数](templates-and-variables.md)」を参照してください。

## ‏注釈
<a name="using-Athena-annotations"></a>

[‏注釈](dashboard-annotations.md) を使用すると、グラフの上にリッチイベント情報をオーバーレイできます。注釈を追加するには、パネルを選択するか、**ダッシュボード**メニューの**注釈**ビューを使用して注釈クエリを追加します。

注釈を自動的に追加するクエリの例:

```
SELECT
  time as time,
  environment as tags,
  humidity as text
FROM
  tableName
WHERE
  $__dateFilter(time) and humidity > 95
```

以下の表に、注釈の表示に使用できる列の説明を示します。


|  名前  |  説明  | 
| --- | --- | 
|  Time  |  日付/時刻フィールドの名前。ネイティブ SQL 日付/時刻データ型またはエポック値を持つ列にすることができます。 | 
|  Timeend  |  終了日時フィールドのオプション名。ネイティブ SQL 日付/時刻データ型またはエポック値を持つ列にすることができます。(Grafana v6.6 以降)  | 
|  Text  |  イベントの説明フィールド。 | 
|  Tags  |  カンマ区切り文字列としてイベントタグに使用するオプションのフィールド名。 | 

## 非同期クエリデータのサポート
<a name="athena-async-query"></a>

Amazon Managed Grafana の Athena クエリは、タイムアウトを避けるために非同期で処理されます。非同期クエリは、まずクエリを開始するリクエストを送り、次に進行状況を確認し、最後に結果を取得するという形で別々のリクエストを使用します。これにより、実行に時間がかかるクエリでもタイムアウトせずに処理できます。

## クエリ結果の再利用
<a name="athena-query-reuse"></a>

以前のクエリの結果を再利用して、クエリのパフォーマンスを向上させることができます。クエリの再利用は、クエリエディタの「**クエリ結果の再利用**」セクションで有効にすることができます。この設定は、再利用したい各クエリごとに行う必要があります。

**注記**  
この機能を使用するには、Athena インスタンスのエンジンのバージョンが 3 である必要があります。詳細については、*Amazon Athena ユーザーガイド*」の「[Athena エンジンバージョンの変更](https://docs.aws.amazon.com/athena/latest/ug/engine-versions-changing.html)」を参照してください。